北海道ツーリング part 4 9/2-9/4

⭐️第10日 9月2日 264km 初山別みさき台キャンプ場泊

第10日

4時前くらいに目が覚めてボーっとしていた。昨夜は扇風機不要で、途中で窓も閉めた。6時半に下に降りて挨拶をしてパンとコーヒーをいただき、バイクを拭いた。すごくいい天気!
8時に出発。おかみさんと客の一人が見送ってくれた。

若葉荘を出発

少し肌寒いが快適。すぐに小樽から高速に乗った。風が強いので90km/hくらいで走った。岩見沢SAで舞茸天ぷらそばを食べた。

胃に優しくておいしかった

深川の先でトンボの大群に遭遇した。8月29日に逆からきたときもトンボだらけだった。その後も何度か休憩をとりながら留萌まで走った。ヘルメットを見たら通気穴にトンボが刺さっていた。国道232で海沿いに走った。

海沿いに快走

すごくゆっくり走ってきたが、12時半には初山別みさき台公園キャンプ場に着いた。有料のオートキャンプ場も考えたが、無料のほうにした。ウェザーニュースでは雨雲接近情報が出ていたので強風の中いそいでテントを張り、バイクにカバーをかけてレストランに入った。ほっけ定食を注文してすぐに土砂降りになった。

この状態にしてまもなくすると…

土砂降りになりました

ホッケ定食 ぼくはアジの方が好き

30分ほどで雨はあがったのでテントを仕上げておいた。エアーマット用のインフレーターを持ってきたのは大正解だった。雨宿りしている時に自転車の2人組の外国人の一人と少し話した。今は4時。もう少ししたら温泉に行こう。
温泉はとてもいい感じだった。露天風呂に行くと風が気持ちよくて、あがる時はそこで体を拭いてあがった。外で少しずつ涼んでから道の駅に行ってビールを飲んで戻ってきた。やはり少し肌寒いので、ついにワークマンで買った長袖の出番か。
今は5時50分。日没ショーの序盤。
明日はついに宗谷岬だ。

無料キャンプ場とは思えない景色

※追記

若葉荘は旅行客と出張で働きに来た人が利用していました。こういう宿はじゃらんで検索しても出てきません。地域の観光協会のサイト内で紹介されている宿泊施設で見つけました。写真もあったので屋根の下に駐車できそうなことがわかりました。

今回を含めてホッケは3回食べましたが、正直なところあまりおいしいとは思いませんでした。しかも大きいので最後には飽きてしまいます。アジかカマスの方がはるかにおいしいと思いますがどうでしょうか。

 

⭐️第11日 9月3日 314km バイクステーション稚内

第11日

昨夜は女性一人を含むアホ3人が夜中まで大声でしゃべっていて本当にウザいと思った。明け方に多分2時間くらいは眠れたかな、という感じ。無料あるいはそれに近いキャンプ場はダメなのかもしれない。 
天気は狙い通り晴天。7時半くらいにスタートした。テントの設営と撤収が上達してきた気がする。

みさき台公園を出発

ルートはとてもシンプルなはず。オトンルイの風力発電所は近くでみるとかなりの迫力だった。

オロロンラインの名所 オトンルイ風力発電所

その直前で自転車の日本一周を見かけた。利尻富士は最初はかなり雲をかぶっていたがやがて雲が少しになった。何度か停まって写真を撮った。

利尻富士が見えてきた

日本最北端の無人駅抜海に寄ったがなにも特に無かった。野寒布岬も写真を撮って通過。そのあと10時ごろセコマのオニギリで朝ごはんを食べた。
稚内は目の前、と思っていたら通行止め。少し迂回しても通行止め。なんと稚内平和マラソンというイベントらしい。

このイベントとかぶりました

指示通り迂回したが、おかげで気になっていた快走路を走れた。うまい具合に白い道にも行けた。白い道に入る時は急に明るくなって感動した。ここも何度か写真を撮った。そういえば白い道の直前も雄大な景色だった。

宗谷岬への道 ハウルのなんたらみたいです

定番の映えスポット 白い道

貝殻を砕いたものが敷き詰められています

そして宗谷岬へ到着した。なんだか不思議な気持ちがした。

初めて来た日から約40年が過ぎました

時間があったので鬼志別を目指した。2000年に来たときもそうだったが何も面影がなくなっていた。その後道道で南下してエサヌカ線に出た。そしてまた引き返して再び宗谷岬に行った。

エサヌカ線 雲がきれい!

ホタテラーメンを食べたら想定外に美味しかった。そこで昨日のキャンプで一緒だったスズキ乗りの人に会った。

想定外においしかったホタテラーメン

 

あとはセコマで買い物をしてから給油してレッドバロンのバイクステーションに来た。ここはかなり便利な施設なので次に来るときも利用するかも。3時過ぎに入ってすぐに洗濯機2台で洗濯して今乾燥中。

部屋の前に駐車できます ビジター料金4400円

 

大活躍したキャンプ用チェア

道北はいるだけで嬉しくなってくる。22年ぶりの北海道ツーリングのハイライトだった。明日は利尻島に宿泊してみようか、と検討中。
フェリーに乗る時に買っておいたシーフードヌードルBIGをようやく食べた。

 

※追記

宗谷岬に行く日は完全な晴天になるように計画してその通り実行できました。北へ向かうというのはバイク乗りにとって特別な意味を持っているように思います。白い道はバイク雑誌などで常に紹介される場所ですが、ちょっとミーハーに思っていたので「一応行っておくか」という気持ちもあったのですが、白い道に入る瞬間は鳥肌が立つような感動がありました。

利尻島礼文島に行くことも考えていたのですが、広い大地を走りに来てわざわざ小さな島に行きたくない、と思って結局行きませんでした。

エサヌカ線も有名ですが、実際に行ってみたときは特に何も感じませんでした。でも今写真を見ると素敵に思います。多分直線道路に飽き始めていたのでしょう。

 

⭐️9月4日 第12日 336km 兜沼公園キャンプ場泊

第12日

バイクステーションはとても便利で快適だった。今日は宗谷に寄ってからエサヌカ線を走って戦闘機の展示を見に行く予定。兜沼公園キャンプ場の3人用バンガローを予約した。
8時に出発して889号を通って宗谷岬を目指した。思っていた通りとても素敵な景色だった。

宗谷岬公園から宗谷岬を眺めて南下した。エサヌカ線に入り損ねたので猿払方面に走り、ツブガイとおにぎりを食べてクローバーの丘に行った。クローバーの丘は誰もいなかったこともあって素晴らしいところだった。

なんか今ひとつな構図

しばらくクローバーの丘にいてからジェット機のある公園に行った。幼稚園児が遠足に来ていた。

プラモデルで何機か作りました

続いてサロベツリフレッシュロードに行った。ここも素晴らしいところだった。その後オドメーターが20000kmになった。オイル交換をしたい気分。

北海道ではあっという間に距離が増えていきます

豊富の◯勝でカツ丼を食べたが注文も取りに来ないし片付けもしないというので気分が悪かった。残して出た。ここまで来たら天塩のとらやさんはすぐなのでぶっ飛ばして行った。白プリンとチーズプリンを食べたら美味しかったので志摩に送っておいた。

とってもおいしい!

その後兜沼を目指してぶっ飛ばした。4時前くらいにチェックインして豊富の温泉まで走ってふれあいセンターの温泉に入った。

ふれあいセンター レストランもあります

レストランで鹿肉のジンギスカンを食べた。すごい量が来て食べきれなかった。

鹿肉は初めてかも…

そしてセコマで水とランチパックを買って戻ってきた。ちょうど夕日が沈んでいくところできれいだった。バイクにカバーをかけて、今は6時半。明日の宿、網走の民宿ランプを予約しておいた。

このバンガローで1500円は安い

夕焼けに何故か懐かしさを感じてしまいます

※追記

事前にガイドブックなどを見て行きたいと思った場所を黄色の蛍光ペンでマップルにチェックしてあったので、ルートを考えるのがとても楽で楽しかったです。きっとみんなやっていることなのだと思いますが、北海道ツーリングまでにたっぷり時間があったのでチェックをいれるのも楽しい作業でした。

キャンプ場も北海道キャンプ場ガイドを参考にして、バイクで利用しやすいと思われるキャンプ場をピンクの蛍光ペンでチェックしておきました。北海道はキャンプ場だらけなので、もしもホテルが取れなかった時はキャンプ、という選択肢があるのは心の余裕につながりました。キャンプをしたくてキャンプをする人もいますが、ぼくはツーリングに関して言えばホテル泊を基本としています。ただし、キャンプ泊だと翌日になっても財布の中身にほぼ変化がないのは大きなメリットでした。

 

※part 5 に続きます。